ロレックスとクロムハーツのコラボに興味を持って検索しているあなたは、他にはない特別な時計を探しているのではないでしょうか。
この記事では、定価や中古での値段、オーダー方法、さらには取り扱い店舗として注目されるrinkanや、海外カスタムで話題のvingoなど、入手に関する具体的な情報まで詳しく解説します。
人気モデルのデイトナや、YouTuberひゅうがが着用したブレスレット付きモデルの紹介も含め、リアルな市場動向に触れながらその魅力に迫ります。
また、「クロムハーツはなぜあんなに高いのですか?」という疑問にも答える形で、素材として使用される金や加工技術についても解説しています。
ロレックス×クロムハーツという異色のコラボがなぜここまで価値を持つのか、本記事でその全貌をお届けします。
■本記事のポイント
- ロレックスとクロムハーツの代表的なカスタム時計の種類と特徴
- 各モデルの定価や中古価格、相場の目安
- オーダー方法や入手の難しさと注意点
- 市場での流通状況やrinkan・vingoなどの関連情報
ロレックスとクロムハーツのコラボの全貌
ロレックスとクロムハーツ。
この二つの圧倒的なブランドが交差する瞬間に生まれるコラボモデルは、単なる時計の枠を超えた芸術品とも言える存在です。
ラグジュアリーとストリートが融合した唯一無二のデザインは、世界中の時計ファンやファッション愛好家を魅了してやみません。
ここでは、そんなロレックス×クロムハーツのコラボモデルについて、その魅力やバリエーション、そして気になる価格帯や入手方法まで、徹底的に解説していきます。
時計モデル別ラインナップと特徴
まず、ロレックスとクロムハーツを組み合わせたモデルは公式コラボではありませんが、非常に注目度が高いアイテムです。
一部の代表的な組み合わせには以下があります:
エクスプローラーⅠ(Ref.114270)×CH PLUS クラシックリンク:小振りなケースにCHプラスのモチーフが上質に映え、主張しすぎず洗練された印象です。
デイトジャスト(Ref.16220)×ケルティック・ローラーリンク:ケルティック模様が随所に施され、存在感がありながらも伝統美を感じさせます。
サブマリーナ(Ref.14060)×CH クロス クラシックリンク:無骨なサブマリーナのスポーティさに、クロスモチーフの重厚感が加わりバランスが良いです。
オイスター 6426 ×CH PLUS クラシックリンク(ケース型):ヴィンテージ感あるオイスターにCHプラスが強調され、アンティークな雰囲気が魅力的です。
これらのモデルはクロムハーツの3大モチーフ(CH PLUS、CH X、DAGGER、Floral Cross)と、チェーン素材(Classic、Fancy、Ex Fancy)が組み合わされ、多様なデザインが実現可能です。
一方で、部品形状調整に際しては“隙間なく接続する”難しさがあり、高度な技術が求められます。
定価・値段相場はいくら?
ロレックス×クロムハーツのコラボモデルは、市場流通が極めて少なく、価格も非常に高値で推移しています。
以下は代表モデルの参考価格です:
エクスプローラーⅠ×CH PLUS:約3,509,000円(税込)
デイトジャスト×ケルティック・ローラー:約2,000,000円(税込)
サブマリーナ×CH クロス:約3,993,000円(税込)
オイスター 6426 ケース型:約3,388,000円(税込)
中古市場やオンライン販売を含めると、価格帯は150万円から1,500万円程度まで幅があります。
例えば、サブマリーナの豪華バージョンは約4,435,200円から1,584万円ほどで取引されており、超高額帯に属しています。
価値が高い理由としては、希少性、クロムハーツとロレックスという二大ブランドの融合、そして手作業による高いカスタム性が挙げられます。
一方で、高額ゆえに模倣品や品質にバラつきがあるため、購入時には信頼できる販売店や真贋のチェックが不可欠です。
オーダー方法と入手難易度
現在のロレックス×クロムハーツの時計は、公式コラボではなく個別にカスタムされたアイテムです。
購入の主なルートはクロムハーツ正規店や海外直営店で「持ち込みカスタム」か「スペシャルオーダー」を行う方法です。
海外の正規店であればカスタム注文を受け付けてくれる可能性がありますが、日本ではほとんど受付停止状態です。
頻繁に在庫チェックし、入荷時にはスピード勝負になります。
一方でオーダーの場合、納期が非常に長く、最低でも6ヶ月から1年程度かかるのが一般的です。
これは素材調達から製作、輸送、通関までがアメリカ本国中心に進むためで、時間とコストの覚悟が必要になります。
さらに商談時には言語や仕様のすれ違いが起きやすく、細かなディテールの確認不足から「思っていた仕上がりと違う」という事態も散見されます。
こうしたハードルを乗り越えるためには、購入前に複数の正規店に直接足を運び、受注状況や納期、金額、仕様の可否まで丁寧に確認することが重要です。
偽物が多い市場ですから、正規ルートでの取引にこだわる姿勢が信頼性と安心感につながります。
クロムハーツはなぜあんなに高いのですか?
クロムハーツの価格が高いのは、ごく簡単に言えば「希少性」「職人技」「ブランド戦略」「素材コスト」が重なるからです。
まず、製品はすべて職人によるハンドメイドで、一点ずつ丁寧に作られるため大量生産が不可能です。
この製作方式がコストを押し上げる主因となっています。
また、ブランドの根付き具合やセレブ愛用によるステータス性も見逃せません。
ロックミュージシャンやハリウッドスターが身につけたことで高い支持を得ており、市場にはデザインのコレクター性が強く浸透しています。
これにより中古市場にもプレミアが付きやすく、定価以上で取引されるケースも珍しくありません。
さらに素材費の高騰も影響しています。
特に2024年以降、金価格の高騰や原材料費上昇によりゴールド製品の定価が20~30%値上がりしている状況です。
為替変動も直接コストに影響し、円安時には輸入価格が跳ね上がります。
最終的には、価格競争の仕組み自体が存在しないことも一因です。
クロムハーツ直営店は本部直営のため、自主的に価格設定が可能であり、ショップ間での値下げ競争がほとんど起きません。
その結果、一定の高価格が維持され、むしろ「高いからこそ価値がある」とされるブランドイメージが強化されています。
このように、ハンドメイドによる希少性、素材費高騰、セレブリティからの支持、価格戦略のすべてが重なることで、クロムハーツはあれほど高額でも価値を維持し続けているのです。
ロレックスとクロムハーツのコラボの価格事情
ロレックス×クロムハーツのコラボモデルは流通数が極端に少なく、定価以上のプレミア付きで取引されることが常です。
その背景には、中古市場での人気の高まりや海外カスタムブランド「vingo」の影響など、複数の価格に関わる要素が絡んでいます。
次に、これらの市場動向を具体的に見ていくことで、なぜ他と比べて高騰し続けているのか、その実態をわかりやすく掴んでいきましょう。
rinkanでの取扱と展示イベント紹介
このコラボモデルに興味があるなら、まず注目すべきなのが「RINKAN(リンカン)」です。
RINKANは日本随一のセカンダリーストアとして知られ、過去にはロレックス本体にクロムハーツのシルバーバンドを組み合わせたモデルを15点ほど集めた展示会「Trunk Show」を東京・大阪・名古屋で開催した実績があります。
例えば、サブマリーナ14060をベースとしたCHクロス+クラシックリンクのモデルや、エクスプローラーⅠ×CHプラス付きのものなど、希少なカスタム時計が並びました。
店舗ではモデルの入荷状況を逐一告知しており、正規店では目にすることがほぼできない限定的なラインナップをチェック可能です。
また、定期的にオンラインショップでも展開しており、ケルティックローラー付きのデイトジャスト16720などが取扱い履歴にあることから、狙っているモデルの動向を見逃さないようにすれば、購入チャンスが広がります。
デイトナやひゅうがなど人気モデル解説
最近では人気YouTuber「コムドット」のひゅうがさんが動画でロレックス×クロムハーツのデイトジャストを着用し、「かっこいい」と話題になりました。
特に注目すべきは、スポーツラインのデイトナやひゅうがさんのような有名人が着用する機会が増えたことで、注目度がさらに高まっている点です。
デイトナは高い資産価値と人気を誇るモデルで、クロムハーツの重厚なバンドと組み合わせることでストリートの雰囲気が加わり、唯一無二の存在感を放ちます。
また、ひゅうがさんが着用したモデルは定価約300万円の高級中古品でありながら、若い層に大きな影響を与え、市場価格にも上昇圧力がかかっています。
その一方で、こうした限定仕様は真偽の見極めが難しい背景もあり、購入の際には専門知識のある店舗や鑑定済みの商品を選ぶことが重要です。
ブレスレットや金素材の違い比較
ロレックス×クロムハーツで使用されるブレスレットは、ロレックス純正の「オイスターブレスレット」にクロムハーツ製の925シルバーパーツを連結するスタイルが主流です。
この構成は、ロレックスの904Lステンレス製オイスターブレスが高い堅牢性を持ち、長時間使用しても伸びにくい構造であることに起因します。
一方、クロムハーツ側のパーツはクラシックリンクやファンシーリンクといった種類があり、それぞれ形状や重量、表面の装飾に違いがあります。
ジュビリーブレスとの互換性は低く、主流のオイスターブレスだからこそバランス良く組み合わせられるといったメリットがありますが、異素材の溶接/接続部で「隙間が目立つ」といったデメリットも生じやすいです。
金素材については、クロムハーツが18Kゴールドアクセサリーの展開を強化する中で、ロレックスの金無垢モデルとの組み合わせが登場しています。
ロレックスの金無垢は18Kを使用し、硬度と輝きを両立させているため耐久性にも優れています。
これに対しクロムハーツ側でもゴールド仕様のチェーンリンクがあり、一体感のあるラグジュアリーな印象を与えます。
ただし金素材はシルバー仕様に比べて明らかに重く、価格も跳ね上がるため「見た目は豪華だが、日常使いには向かない」といった注意点もあります。
vingoや中古市場における価格動向
中古市場では、クロムハーツ×ロレックスの時計ブレスレットだけでも高額取引されており、たとえばロレックス・デイトナに装着されたクラシックチェーンリンクCHプラス仕様では約700万円前後、一方サブマリーナでは約400万円前後の買取実績があります。
その他、オイスターデイトのフローラルモチーフなどは約160万円前後で取引され、モデルや素材によって価格の差が大きいのが実情です。
いくら中古でも希少性が高いため、オンラインフリマ「ラクマ」やヤフオクでは200万円から300万円台の落札例も散見されます。
例えばラクマではロレックスRef.6286にクロムハーツのダガーモチーフウォッチブレスを組み合わせた品が約140万円から200万円という価格帯で取引されています。
ここからわかるのは、「新品価格以上にプレミアがつくケースも多いこと」です。
さらに、「vingo」という海外カスタム業者がSNSで話題になったこともあり、オーダー中古ともに相場に影響を与えています。
vingoでは独自のカスタム加工を手がけ、完成品がフリマに流通することでその手法や品質が注目されやすく、中古価格がさらに高まりやすい状況です。
ただし、本物と区別が付かない偽物や質の低いコピー品も増加しており、中古購入時には「鑑定書付き」や「正規販売実績のある店舗からの購入」が重要な判断基準になります。
【まとめ】ロレックスとクロムハーツのコラボについて
最後に本記事で重要なポイントをまとめます。