ロレックスとクロムハーツのオーダーは、唯一無二の存在感を放つ“究極のコラボウォッチ”として、多くのファッション愛好家や時計ファンから注目されています。
ロレックスの精密な機構とクロムハーツの重厚なシルバーデザインが融合したカスタムモデルは、公式な新品入荷がほとんどなく、非常に希少な存在です。
そのため、定価という概念が通用しづらく、値段は市場で大きく変動します。
特にrinkanのような専門店では、買取実績や人気モデルの動向もチェックでき、信頼できる情報源として活用されています。
また、ひゅうがさんなど有名人の着用も話題になり、ベルトのデザインや金素材の仕様によっても価値が左右される点は見逃せません。
この記事では、ロレックスとクロムハーツのオーダーを検討するうえで知っておきたいポイントを丁寧に解説していきます。
■本記事のポイント
- ロレックスとクロムハーツのオーダーの特徴や仕様
- 市場での価格帯や定価との違い
- 入手方法や新品流通の難しさ
- 買取時の注意点と価値変動の傾向
ロレックスとクロムハーツのオーダーで叶えるコラボ腕時計
ロレックスとクロムハーツのオーダーモデルは、ただの高級時計ではありません。
精密な機械美と重厚なシルバーアクセサリーの融合が、唯一無二の存在感を放ちます。
大量生産にはない“個性”と“迫力”が宿るその腕時計は、時計ファンだけでなく、クロムハーツ愛好家からも絶大な支持を集めています。
では、この魅力的なカスタムモデルはどのような仕様なのか、また人気のコラボモデルにはどんなバリエーションがあるのかを詳しく見ていきましょう。
定価と値段まとめ
ロレックスとクロムハーツのオーダーモデルは、公式コラボではなくクロムハーツが既存のロレックスを購入してカスタムしたものという点でユニークです。
結論として、市場では最低でも約200万円から400万円前後で取引されていることが多いです。
理由として、その希少性と職人の手作業によるカスタムやデザインの独自性が価格を押し上げています。
実際、Explorer I+CHPLUSブレスで約350万円、Submariner+CHクロスで約400万円といった価格帯が報告されています。
具体例として、中古市場ではサブマリーナ×CHウォッチバンドが約148万円(税込)で販売された例や、さらには新品のデイトナモデルが約1,000万円近い値で出品されている事例もあります。
注意点として、相場は変動しやすいため常に最新情報をチェックし、偽物にも注意する必要があります。
また、クロムハーツ公式や正規販売店からの直接購入はほぼ不可能であり、見つけた時が“買い時”とも言えるでしょう。
新品で探すオーダー事情
新品で「ロレックス クロムハーツ オーダー」を手に入れるのは、非常に難しい状況です。
結論から言えば、クロムハーツ直営店やロレックス正規店ではほぼ入荷されないため、事実上“幻”に近い存在となっています。
理由として、クロムハーツがこの分野でのオーダー受付を停止しており、流通数が極端に限られていることが挙げられます。
また、公式には認められたコラボレーションではなく非公式なカスタム品であるため、市場に出る数もごく僅かです。
具体例として、海外の直営店に希に入荷する可能性があるとされますが、確実性は低く、購入したい場合は頻繁に在庫状況をチェックし続けるしか方法がありません。
また、ネット上では新品未使用品として約1,000万円に迫る価格で出品されることもありますが、それでも“本物保証”の観点からは信頼できる店舗選びが欠かせません。
なお、こうした状況の中での購入は資金調達との兼ね合いや、偽物や詐欺のリスクが伴う点で、初心者には容易ではありません。
購入を検討する際は、必ず専門家や実績ある販売店を通じて慎重に進めるべきです。
カスタム?仕様は?
ロレックス クロムハーツ オーダーは公式コラボではなく、クロムハーツが既存のロレックスを購入して自社でカスタムする“非公式カスタム品”です。
この形式には明確な特徴があります。
まず、ウォッチバンドやケース、ラグ接合部などにクロムハーツらしいシルバーパーツが使用され、多くは職人による一点物の手加工です。
職人はバンドの取り付け部をロレックス本体のラグ構造に合わせて削り出し、バネ棒の隙間も調整して自然なつなぎ目を作り出します。
さらにブレスレットには燻し加工やアフターダイヤ(後付けダイヤモンド)も施され、高級感とクロムハーツの世界観を加味して完成させるのが通常です。
ただし、このような仕様により注意すべき点もあります。
たとえばロレックス正規店でのメンテナンスや修理が難しくなる可能性があり(バンドを外しても保証対象外になる場合あり)、また職人の技術や使用素材によって仕上がりに違いが出るケースもあります。
人気コラボモデル紹介
ロレックス クロムハーツ オーダーの中でも人気が高いモデルにはいくつか特徴的な組み合わせがあります。
まず、Explorer I(Ref.114270)+CHプラスクラシックリンクブレスは、シンプルで小ぶりな時計ケースにクロムハーツらしいチェーンモチーフを施した秀逸な逸品です。
このモデルはRINKANの展示会で注目を集め、価格は約350万円(税込)という高額ながら多くのファンを惹きつけています。
次に、Datejust(Ref.16220)+ケルティックローラーブレスは、伝統的なデイトジャストにクロムハーツの装飾が融合し、約200万円(税込)で提供されたことが話題になりました。
こちらはクラシック×モダンの絶妙なバランスが魅力です。
また、Submariner(Ref.14060)+CHクロスクラシックリンクブレスは、ダイバーズウオッチ特有の力強いフォルムにクロスモチーフが加わり、存在感抜群のスポーティーなコラボモデルです。
価格は約399万円(税込)で、その稀少性から中古市場でも人気が続いています。
さらに、デイトジャストやサブマリーナにダイヤモンドをプラスしたアフターダイヤ仕様も見逃せません。
クロスの中央やバンド全周にパヴェダイヤを載せたデザインは、ラグジュアリー志向の顧客から高く評価されており、見つけたら“買い”とされるプレミアアイテムです。
これらのモデルは、いずれも希少性が高く、出品される機会が少ないため、情報を逃さずチェックすることが重要です。
ロレックスとクロムハーツのオーダーと買取相場の関係
ロレックスとクロムハーツのオーダーモデルは、一般的なロレックスと比較しても高額で取引される傾向があります。
その一方で、カスタムであることによる査定の難しさや市場での需要の変化が、買取価格に大きく影響を及ぼすことも少なくありません。
ここでは、実際に売却を検討する際に知っておくべき注意点や、オーダー後の市場価値が今後どう変化する可能性があるのかを、最新の動向とともに詳しく解説していきます。
rinkanで見るオーダー実績
RINKAN(リンク゛)では、ロレックスとクロムハーツのカスタム腕時計を強化買取しており、過去の実績からもその価値が裏付けられています。
一例として、Ref.14060(サブマリーナノンデイト)にCHクロスクラシックリンクブレスを取り付けたモデルが約160万円で買い取られた記録がありました(2018年3月、新宿店店頭買取)。
同様にエアキングにダイヤ付きブレスを装着した時計も70万円という高値で取引されています。
これらの事例から分かるように、モデルや状態によっては数百万円に達する評価を受けやすく、信頼できる買取実績が強みです。
ただし、買取額は“そのときの相場”に左右されるため、最新の査定情報を確認することが大切です。
また、状態ランクや付属品の有無によっても価格に大きな差が出る点には注意が必要です。
金素材で楽しむオーダー
金素材を使ったロレックス クロムハーツ オーダーは、シルバー以上にラグジュアリー感を追求したい方向けの一手です。
ゴールド無垢のロレックス(例:デイトナやデイデイト)にクロムハーツの22Kゴールドブレスレットを組み合わせたり、アフターダイヤを施したケース付きのカスタムも存在します。
これにより、輝き・重量感・高級感が一層引き立ち、身に着けたときの存在感は群を抜いています。
一方で、金素材のため本体重量が増し、装着感や腕への負担に変化が出るケースもあります。
その結果として、腕へのフィット感や長時間着用時の快適性を考慮する必要があります。
また、修理やメンテナンス面では、正規店での対応がさらに難しくなることがあるため、リスクも念頭に置いて購入判断をすることが重要です。
ベルト選びポイント
ロレックス クロムハーツ オーダーでは、ベルト選びが全体の雰囲気を左右する重要な要素です。
まず、クロムハーツらしさを演出したいなら、「CHプラス」や「クロスクラシック」など定番のシルバーパーツが施された金属ベルトがおすすめです。
これらはシルバーの質感が際立ち、希少価値も高い一方で、その重量から腕への負担や装着時の快適さに注意が必要です。
また、純正ベルトと比べて取り外しやメンテナンス時に干渉する可能性もあるため、取り扱い店や職人の信頼性をよく確認しましょう。
さらに、アフターダイヤ付きベルトを選ぶ場合は、光沢感や輝きを優先しやすいものの、過剰な装飾により全体のバランスが崩れるリスクもあります。
結果として好みやシーンによってベルトの選択が大きく異なるため、ロレックス本来の重厚感とクロムハーツの主張をどう調和させるかが成功の鍵といえるでしょう。
ひゅうがさんが愛用?
コムドットのひゅうがさんが愛用しているロレックス クロムハーツ オーダーは、ファッションファンから大きな注目を集めています。
Instagramでは彼がハワイで購入したというゴールドケース×クロムハーツブレスレットのデイトジャストが約300万円超で確認され、「クロムハーツ×ロレックスはカッコイイ」と話題になりました。
これにより「ダサい」と捉える人もいる中で、トレンド志向の若年層を中心に一気に人気が高まっています。
ただし、彼のように著名人が着用するモデルを狙う場合、価格は相応に高騰しやすく、偽物や詐欺的出品のリスクも上がることには注意が必要です。
購入前は、信頼できる実績ある店舗や専門家による鑑定を取り入れるほか、資金計画をしっかり立てたうえで検討することが求められます。
買取時注意点
ロレックスとクロムハーツのオーダーモデルを売却する際は、いくつか注意すべきポイントがあります。
まず、状態の良さが査定額に直結します。
キズや汚れ、ゆがみがあると、新品同然でない限り大幅な減額対象になるため、事前にクリーニングやメンテナンスを行うと有利です。
一方で、非公式カスタムであること自体が問題になる場合があります。
クロムハーツ正規のオーダー手法でないカスタム品は、保証が外れ、買取価格が下がる原因です。
また、保証書(インボイス)の有無も査定には大きく影響します。
なくても買取は可能ですが、付属していれば買取額が数割高くなる可能性があるため、持っている場合は必ず提示してください。
さらに、買取業者選びも重要です。
クロムハーツや高級時計に詳しい信頼できる専門店を選ぶことで、真贋の判断や価値評価が正確になり、結果として高額査定につながりやすくなります。
これらを踏まえて、購入店や専門バイヤーに相談しながら、状態・付属品・業者選びに配慮して準備を進めることが賢明です。
オーダー後の定価変動予測
ロレックス × クロムハーツのオーダーモデルは、全体として今後も価格上昇の可能性が高いと見る専門家が多いです。
まず、そもそもこのモデルは公式製品ではなく非公式カスタムのため、供給が極度に限定されており、その希少性が価格を押し上げる要素になります。
加えて、ロレックス本体の定価自体が毎年上昇傾向にあることも影響します。
直近では2024年1月に約10%の値上げが実施され、2025年以降も原材料費や人件費高騰により緩やかな値上げが続く見込みです。
一方、クロムハーツ製品も素材価格やブランド力の向上から値上げ圧力が強く、2025年3月にも追加値上げが実施されました。
こうした二重の値上げ要因により、オーダーモデル全体の市場価値はさらに上昇しやすくなると考えられます。
ただし、世界情勢や為替変動、そして不況時の追加の人気低迷など突発要因が発生すれば短期的な価格調整はあり得るため、購入や売却のタイミングを見極める際には注意が必要です。
総じて、長期的には緩やかな値上がり傾向が続く一方、短期では上下の変動もあり得る、という複合的な見方が現実的です。
【まとめ】ロレックスとクロムハーツのオーダーについて
最後に本記事で重要なポイントをまとめます。